首が回らない程の首の激痛!

2020.09.07

こんにちは!整体院たまごの安達です。

 ホームページができて初めてブログを書きます。記念すべき第1回目の投稿は、あるお母さんとの忘れられないエピソードをご紹介しようと思います。

 一人目の出産後、母乳だけで育てようと毎日頑張っていたAさんは、ある朝起きたときに寝違えたような激しい痛みを首の後ろの右側に感じました。時間と共に首の痛みは増し、とうとう殆ど首を動かせない程になってしまいました。あまりの痛さに鍼灸院や整体院を訪ねますが痛みは取れず、翌日、休日救急で診てもらうことに。気をつけて運転してくれたタクシーの振動ですら、辛かったとのこと。病院でMRIも撮りましたが、「異常はないので様子をみてください」と鎮痛剤と湿布をわたされ、帰宅しました。

その後、日にち薬で痛みはなくなっていき、原因不明のまま元の日常に戻ったそうです。

 二人目をご出産されて8ヵ月が経った頃、なんとまた前回と同じ首の痛みがおきました。前回のこともあり今回はどこにも頼らず、初めから鎮痛剤と湿布とコルセットだけで対応していましたが、良くならなかったため、翌日お友達の勧めで、当時僕が務めていた整体院を訪ねて下さいました。首にコルセットを巻いて来院されたAさんの、その時の悲痛な表情は今でも忘れられません…。後日談ですが、前回の事もあり、整体には期待していなかったそうですが、ワラにもすがる思いで訪ねて下さったそうです。

 「首の痛み」と聞いてまずは頸椎のズレを疑いましたが、頸椎を矯正するには首を大きくひねる必要があるため、Aさんには絶対に使えません。解決の糸口は見つからないまま、施術に入りました。人の体は複雑で、どこに原因があってもおかしくありません。首の原因が足首やお尻や背中にあることもよくあります。ですから全身隈無く見ていくことにしました。背中、お尻、脚、お腹、首…と、影響力の強い主要な筋肉や関節を一通り施術させていただき、多少気になる箇所はあったものの、これほどの激しい症状を引き起こすほどのコリやズレは見つかりませんでした。

 しばらく考えていると、アイデアが浮かびました。「骨・筋肉・神経、どれが痛みを出していると思いますか?直感で構いませんので、答えてみて下さい。」と、Aさんに質問しました。

 Aさんは戸惑った様子でしたが「筋肉が痛いんだと思います。」と答えてくれました。

 迷いが消え、原因を首の筋肉に絞りました。

 首の筋肉…その中でまだ確認していない筋肉…。ある一つの筋肉がすぐに頭に浮かびました。それは、首の前側に付いている布状の薄い筋肉「広頚筋」という筋肉でした。そこでその筋肉のストレッチを指を使って優しく2~3セットしたところ、十分とは言えないまでも、全くと言っていいほど動かなかった首が、動いてくれたのです。「あ、動く!」とAさんは驚き、僕も思わず「よっしゃー!」と声を上げてガッツポーズしてしまいました。その場に居合わせたスタッフからも思わず「おー!!」と歓声があがりました。そこで更に2~3セット施し、再度確認したところ、上下左右に動かせるようになっていたのです。Aさんはボロボロと涙を流されていました。僕も涙を堪える事ができませんでした。「本当に今まで辛かったですね。よく頑張ってこられましたね。良かったですね。」と涙ながらにお伝えしました。

 

 Aさんはその後何度も感謝の言葉を伝えてくださりながら、コルセットを外して帰って行かれました。翌日、翌々日も時間の経過と共にみるみる内に回復していき、1週間後の3回目の来院時にはゆっくりですが、首を完全に回せるようになりました。そして、最後まで若干残っていた痛みの箇所も、3回目の整体終了後には完全になくなり、解消となりました。

 

 Aさんの首の痛みは、授乳や搾乳をする際に首を前に深く傾けた状態を長時間続けたことによって広頚筋が固まり、起きたものでした。そのくらい授乳や搾乳はお母さんの首に大きな負担をかけるものだということです。

 長文になりましたが、ブログをここまで読んでくださり、ありがとうございます。最後に今子育て中のお母様へ。

 子育ての毎日は、何をしていたのか記憶に残らないほど過酷だと思います。そんな中、どうしてもご自分の事を後回しにしてしまいがちですが、お母さんの心からの笑顔は、子供と家族の元気の素だと思うのです。

 辛い事があれば、我慢せずにご相談ください。わずかでも、お役に立てればと願ってなりません。僕は子育て中のお母さん達の味方でありたいです。

奈良市大安寺西3-8-14
整体院たまご
安達久友

PAGE
TOP