愛の言語

2021.04.15


こんにちは、整体院たまごの安達久友です。

以前ブログでご紹介させていただいた我が家で実践している心理学の中から、
今日は最初に紹介した「愛の言語」をより詳しくご紹介させていただきます。

今日のお話の元になっている本は、
著:ゲーリー・チャップマン
訳:ディフォーレスト千恵
タイトル:愛を伝える5つの方法
原題:The five love languages
         ~How to express heartfelt commitment to your mate~

この本が教えていることは、「ラブタンク」という概念と「愛の言語」という概念です。

【ラブタンク】
ラブタンクというものを人は誰でも心に持っていて、このラブタンクには対人関係の潤滑油ないし緩衝材が貯められている。そしてこのラブタンクが満たされている状態なら、相手のために何かしてあげたいと思う貢献感が湧いてきたり、相手の欠点や多少のミスも全く動じずに寛容に受け止めることができます。ですが、これが枯渇している状態だと、貢献感は湧いてこず、寛容さも失われ、相手の一挙手一投足がいちいち許せないという状態になってしまう。という考え方です。
このラブタンクは愛されていると感じた時に満たされていきます。
自分自身でも貯めることはできますが、多くの場合、自分以外の存在に満たしてもらうことになります。

【愛の言語】
ラブタンクを満たす愛を伝える方法(以下、愛の言語)は5つあり、その人の愛の言語で伝えなければ伝えてないのと一緒ですよ、ということ。この著書の中ではたくさんの親子、夫婦のケースが紹介されていますが、次のような親子の悲しいケースも紹介されていました。

母親は長年できる限りの愛情をたっぷり注いで我が子を大切に育ててきました。でもその子供は母親から愛されていると感じたことはほとんどなく、むしろ自分は母親に嫌われているとすら感じていた。

なぜこのようなすれ違いが起きてしまうのでしょうか。
その答えがこの本で紹介されている「5つの愛の言語」という考え方です。

その5つの愛の言語とは

①言葉:「ありがとう」「綺麗だね」「かっこいいね」「大好き」「愛している」等のポジティブな言葉によって愛を伝え、或いは愛されていると感じる。つまり心の思いは「言葉」となって表れて当然と捉え、「言葉」として出てこないものは思っていないのと同じと捉える。だから、「愛している」と口に出して言う事がそのまま愛している証拠となり、言ってもらえることが、自分が愛されている証拠となる。

②タッチ:スキンシップによって愛を伝え、或いは愛されていると感じる。つまり心の思いは「接触」という行為になって表れて当然と捉え、愛の対象は自然と触りたくなるもので、逆に嫌悪の対象は触りたくないと感じるもの。だから触ることが愛している証拠となり、触ってもらえることが、自分が愛されている証拠となる。

③プレゼント:お手紙やプレゼント等、有形の贈り物によって愛を伝え、或いは愛されていると感じる。つまり「贈る・捧げる」という行為こそが愛の表れであると捉える。有形の贈り物には「自分」も含まれており、「悲しい時に何も言わずただ側にいてくれた」というケースも「自分」を「捧げ」てくれた、わたしを愛してくれている証拠と捉える。

④時間:一緒におしゃべりする、一緒に遊ぶ、一緒に作業をする等、「一緒に有意義な時間を過ごす」ことにより愛を伝え、或いは愛されていると感じる。つまり、自分の「時間」というプレゼントを捧げる行為で愛を伝え、「時間」を捧げてくれる行為こそ、自分が愛されている証拠だと捉える。

⑤奉仕:身の回りのお世話等、相手が自分にして欲しい、或いは、自分が相手にして欲しいと望む行為を行うことによって愛を伝え、或いは愛されていると感じる。つまり、「望む行為」というプレゼントを捧げることで愛を伝え、「望む行為」を捧げてくれることこそ、自分が愛されている証拠だと捉える。

これら5つの愛の言語がそれぞれどのくらいあなたの価値観の中に入っているのかが重要になるのです。

各言語でどれだけ愛を感じるかを20点満点で点数化し、
例えば、「言葉」が13点、「奉仕」が8点、「タッチ」と「時間」が5点ずつ、「プレゼント」が1点の人に対して、どんなに頑張ってプレゼント攻撃を続けても、相手は感謝こそすれ、自分に振り向いてくれることはほとんどありません。一緒に楽しい時間を過ごしたり、苦労を共にすることもそんなに効果は期待できません。この人は「言葉」が欲しいのです。「可愛いね」「かっこいいね」「優しいね」「頼りがいがあるね」「ありがとう」「〇〇が上手だね」「好き」…etc. このようなポジティブな「言葉」が相手の愛の言語の主要言語であり、相手が愛されていると実感する言語なのです。

その人の主要言語が何であるか分かりづらい人たちが稀にいます。
それは長年連れ添った老夫婦に時々見られるそうです。

一つは、本当に仲が良い円満夫婦で、各言語が全て高得点のバイリンガル…トリリンガル…クァドリンガル…ペンタリンガルの方々です。彼らは主要言語が判別しにくい状態にまで、愛の伝達方法を長年訓練し続けた賜物でしょう。

もう一つは、逆に愛が冷え切った老夫婦です。長い年月を掛けて感受性が失われ、どの言語も低い点数となり、愛を伝える術も愛を受け取る術も失くしてしまった人たちです。

どうぞ、まだ愛を受け取れる感受性を残している内に、お互いに、お互いの言語で、愛を伝え合ってください。
そうすることによって、きっと皆さんの愛する人との人間関係はさらに改善されることでしょう。

整体院たまご

奈良市大安寺西三丁目8-14

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