卵の健康リスクを考える

2021.05.28

こんにちは!整体院たまごの安達です!!

先日、タンパク質を摂取するには何を食べれば良いかについてお話し、第一位は たまご であるとお伝えしました。

そして たまご は積極的に毎日35個は食べましょうね、と呼びかけましたが、こういうことをお話すると決まってコレステロールが気になるとのご意見をいただきます。以前僕がオンライン上でこっそりとお食事講座を開いた際にも以下のような質問が寄せられました。

受講者からの質問:
以下のようなサイトを見つけました。
cf.)厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」たまご1日1個でもリスク?!
やはり卵は1日1個の方がよろしいのでしょうか?

そこで、今回は卵の健康リスクについて僕なりに調べて考察してみましたので、皆さんと共有したいと思います。
以下は受講者みなさんが参加しているグループチャットへの返信をそのままコピペして載せました。

卵についての僕の回答
【回答】『卵は3~5個/日』という考え方を変わらず支持します。 

【理由】卵によるコレステロール面のデメリットよりも、卵のもつタンパク質によるメリットの方がはるかに大きく、卵によるコレステロール面のデメリットは他で十分リカバーできて、なお余りあると捉えているため。

【詳細】受講者が紹介してくださったサイトには循環器系疾患との関連がいくつも紹介されていました。 そこで、そのサイトで取り上げられている事実を、より視野を広げて分析します。 循環器系疾患について、まずは受講者が紹介してくださったサイトをここに載せます。
cf.)厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」たまご1日1個でもリスク?!

そしてこのサイトの根拠となる厚生労働省のページ(以下、厚生労働省①)も載せておきますね。
cf.)厚生労働省①:「脂質異常症についての厚生労働省の見解」

このサイト及び厚生労働省①をざっくり読んだだけでは、
卵の摂取量の増加が循環器系疾患のリスク増加に繋がるとは読み取れるものの
卵摂取量の増加が「コレステロールの増加を誘発する」のか否か は明記されてはいませんでした。しかし、文脈の流れから察するとおそらく「コレステロールの増加を誘発する」ことを裏付けるデータとして紹介されていたのではないかと思われますので。卵が「コレステロールの増加を誘発する」ことについて話されているデータとして解釈し、話を進めます。 さらに僕が厚生労働省のHPに以下の文章(以下、厚生労働省②)を見つけましたのでコピペします。

『循環器疾患の疫学追跡調査の成績を総合した検討1)によると、
脳卒中発症の危険因子は、以下の4つ
(1)
高血圧
(2)
喫煙
(3)
耐糖能異常
(4)
多量飲酒

虚血性心疾患の危険因子は、以下の3
(1)
高血圧
(2)
喫煙
(3)
高脂血症

従って、循環器疾患予防対策は、これらを総合した
(1)
高血圧
(2)
喫煙
(3)
耐糖能異常
(4)
多量飲酒
(5)
高脂血症

これら5つへの対策が基本となる。
また、高血圧の予防のためには、肥満予防、減塩、カリウムの摂取、運動等が重要である。』
cf.)厚生労働省②:循環器病

厚生労働省①と厚生労働省②から分かることは、
◎循環器系疾患と卵摂取量には有意な相関があるが、原因ランキングの上位ではない。
◎循環器系疾患の予防策として、卵摂取量を控えることは有効策ランキングの上位ではない。

厚生労働省②で挙げられている言葉のうち、「高脂血症」という言葉は卵摂取量と関係がありますので、高脂血症について詳しく分析していきます。分析結果次第では、高脂血症=卵摂取量と置き換えて読んでも差し支えがないと判断できますし、そうであれば卵摂取量は原因ランキング、有効策ランキング両方で上位に位置付けられると解釈できます。

高脂血症は
1
)悪玉コレステロールの増加
2
)善玉コレステロールの減少
3
)中性脂肪の増加

の3つのタイプに分けられ、卵摂取量が関係するのはこの内の
1)悪玉コレステロールの増加です。

cf.)悪玉コレステロール「食事と運動のどちらで下がる?」
cf.
善玉コレステロール「増やすのは食事?運動?」

また以下のサイトによると、 コレステロールは78割が肝臓で作られ、23割は食物由来と書かれていました。
cf.) 血管健康くらぶ「3分で分かるコレステロールとは?」

この23割の内、卵はどのくらいの影響力を持っているのでしょうか。 
cf.
悪玉コレステロール「食事と運動のどちらで下がる?」

このサイトによると、悪玉コレステロールの低下を阻む要因として、第一に飽和脂肪酸、第二にコレステロール値の高い食品と書かれていますので、卵の影響力は50%以下と言うことになります。もちろんコレステロールを含む食品は卵だけではありませんので、卵の影響力の割合はさらに下がると考えられます。

つまり、卵摂取量が関係するのは、
3
つの高脂血症タイプの内の
1
つ「悪玉コレステロール」の内の
食物由来の23割の部分の内の
半分未満のパーセンテージ

数字だけで表すならば、
卵摂取量の高脂血症における影響力は
1/3
の内の2030%の内の49%以下、ということになります。

これらを踏まえて厚生労働省①②を細かくみてみると、以下のように解釈できます。
『卵摂取量と循環器系疾患は有意に相関がある。卵摂取量が関係するのは、数々ある循環器系疾患のうち、虚血性心疾患の代表的原因3つの内の1それのさらに3つのタイプの内の一つ、その原因の23割の内の50%未満。』
『卵摂取量は、循環器系疾患の有効な予防策5つの内の一つ「高脂血症」の3つのタイプの一つ、その原因の23割の内の50%未満に関係している。』

【まとめ】
以上により、確かに循環器系疾患との関連性はあるといえるが、そこに占める卵の割合は小さいと考えます。それよりも、この藤川徳美先生の著書で紹介されている栄養学を実践し得られるメリットの方がはるかに大きいと断言できます。

分子栄養学の実践で以下の症状・不調の改善・回復及び予防が期待できます。 ・糖尿病 ・高血圧 ・脂肪肝 ・肥満 ・免疫疾患 ・自律神経症状 ・認知症 ・がん etc. これは著書の中で紹介されていたリストのほんの一部です。

参考図書:『医師や薬に頼らない! すべての不調は自分で治せる』藤川徳美

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